私たちが扱う補聴器と販売に対する考え方

私たちは数ある補聴器メーカーの中で、国産のリオネット補聴器を最も多く販売します。

リオネット補聴器は創業75年(2019.3月時点)のリオン株式会社が製造する補聴器です。

補聴器を製造・修理している工場(リオンテクノ株式会社)は東京都八王子市にあります。

私たち販売店が製品の注文や修理の依頼をするときに、製造・修理の拠点が日本にあることは顧客へ製品・修理品を届けるうえで時間的に大きなメリットがあります。

また、リオネット補聴器は日本語の特性を分析して、日本人が日本語を聞くときに最もよく“聴こえる”ように作られていると言われていることも、私たちがリオネット補聴器を最も多く販売する理由の一つです。

 

「製品の価値を最大限高める」

また、私たちは製品の価値を正確に、そして最大限高められるように、

体験型の工場見学を定期的に行っています。

どういった場所で、どういう人たちが、どのような気持ちで、どのような製造過程を経て製品が製造・出荷されているのかを実際に見て、体験をすることでその製品を自信を持って販売することができます。

カタログに載っている性能などの各種数値、値段からではわからない製品が持つ本当の価値を私たちが“ストーリーテラー”として顧客に伝えることも私たちの大事な仕事なのです。

  

「6大補聴器メーカーを正しく扱う」

国産のリオネット補聴器以外にも、オーティコン(デマント:デンマーク)、シグニア(シバントス:シンガポール)、フォナック(ソノヴァ:スイス)、GNリサウンド(GNグループ:デンマーク)、スターキー(アメリカ)、ワイデックス(WSA:デンマーク/シンガポール)など、いわゆる“ビッグ6”と言われる6大補聴器メーカーのすべての補聴器を正しく扱えるように訓練をしています。私たちの販売店は創業から76年(2020.6時点)経っており、様々なメーカーの補聴器を使う多くのお客さまに支えられています。そのため、私たちは様々なニーズに的確に応えられるように学び続ける責任があるのです。

 

「顧客を中心に置いた販売店経営」

私たちは仕入れ価格が安い(つまり利益率の高い)補聴器を中心的に扱う利己主義的な販売を行いません。

経営の中心に顧客を置き、顧客の悩みを解決するために、

私たち販売店と医療機関、各補聴器メーカーが協力します。

会社にとって利益率が高い補聴器だからと言って、

顧客のニーズを無視して補聴器を販売することはありません。

顧客のニーズに合わせて最善の補聴器を選ばなければ顧客満足度(≒生活の質の向上)は高められません。

いつまでも必要とされ、選ばれ続ける販売店であるために“顧客を中心に置いた経営”を行います。

 

「お客さまは“神様”ではない」

補聴器の音調整や形状に対して、短期間である程度慣れる方がいる一方で、

長期的に調整や慣れが必要になる方もいます。

一般的に補聴器の装用や音に慣れるまでに3か月かかるともいわれています。

今の医療では感音性難聴は補聴器を付けても“昔のような聞こえには戻らない”し、“耳に物理的な何かを付ければ違和感”もあります。

私たちと二人三脚で「聞こえ改善」へのゴールを目指すので、私たちは当たり前に全力で努めますが、お客さまにも補聴器装用に慣れることへの努力をお願いしています。

お客さまの最終ゴールである「聞こえ改善」には、私たち販売店以外にも大切なパートナーである補聴器メーカーや医療機関がお手伝いをします。

以上のことから、私たちはお客さまを“神様”ではなく、“パートナー”として考えています。

 

「プライベートブランド補聴器の開発と販売」

補聴器装用のお客さまを一番よく理解しているのは、最前線の現場で実務をする私たちです。

どういうことに悩み、困り、欲しているのかを知っています。

私たちがお客さまのニーズに細かく応えられるような補聴器をパートナーと作り上げることはごく自然なことなのです。

 これからもお客さまに自然と選んでいただけるような性能と利便性と価格のバランスが良い補聴器を高品質のサービスと共に販売いたします。

補聴器の性能評価 

補聴器の調整を考えるうえで、補聴器が工場出荷時の性能を保っているか検査することが非常に大切です。少しでも狂いがあれば、適切な調整ができません。当社では、聴能・医用検査機器メーカーのリオン製の検査機器(LH15,LH21,LH31等)を用いて性能評価を行います。

 

これらの検査機器を用いることで、補聴器の音を拾うマイク部分、拾った音を高速で分析するDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)部分、分析した音を出力するイヤホン(スピーカ、レシーバ等とも言う)部分の異常を発見することができます。

 

補聴器メーカーの補聴器製作現場と同じ検査機器で検査を行うことで補聴器の性能のわずかな狂いも見逃しません。

 

このような検査機器を導入できる体力のある企業、補聴器と検査機器の扱いを知っている経験に基づく確かな技術を持った補聴器販売店であれば、補聴器調整のスタートラインには立っていると言えるでしょう。

逆に、そうではない補聴器販売店では調整に間違いが起きやすく顧客に迷惑をかけ続ける可能性が高いので補聴器の調整をすべきではないと考えています。

 

 

我々リオネットグループが顧客に選ばれる主な理由は、

高額な医用・聴能検査機器をメーカーであるリオン株式会社に支援していただくことで、補聴器の性能を正しく評価しやすい。そのため、適切な調整を行いやすくそれが顧客満足に直結している。

 

補聴器メーカーであるリオン株式会社(リオネット補聴器)主催の勉強会や共有情報から得られる知見を補聴器調整に活かせることが顧客満足に直結している。